X220を分解した
まとめ
- もう二度とキーボードベゼルを外さない。外さなくてもCPUグリスの塗り替えとLCD周り以外はほとんどいじれます。
- 中古ThinkPadを買った人は, どのようなコンポーネントが含まれているか自分の目で確認しよう!!
動機
ファンの音が気になって, CPUグリスの塗り替えどきかと思った
必要な工具
- 精密ドライバー
- ラジオペンチ ← 重要
作業過程
保守マニュアルを見ながらパーツを外していく
思いつきでX220を分解しはじめたけど、キーボードのコネクタが外れなくて詰んだ
— すに@ガチ鬱 (@y_sni) 2016年8月5日
壊してしまいそうで不安になるけど, キーボードのコネクタやパームレストやキーボードベゼルやシステムボードは思い切って力を入れないと外れなかった。
パームレストを外すときは保守マニュアルでは「指紋センサー付きモデルのみ外す」と書いてあるコネクタを指紋センサーなしモデルだけど外さないといけなかった。
なんでお前いんのwww (Bluetoothカードだが、OSから認識されていなかった) pic.twitter.com/yVRzV8lvyu
— すに@ガチ鬱 (@y_sni) 2016年8月5日
なぜかOSからは認識されていないBluetoothカード(なんかネジの周りの銅の酸化が進んでいた)がいたり,
この接続先のない赤と白と黒のケーブルは…!!! pic.twitter.com/xgDgERfLtm
— すに@ガチ鬱 (@y_sni) 2016年8月5日
ディスプレイに通されたアンテナが3×3 MIMOのWiFiに対応, そしてWWANにも対応という素晴らしい構成だとわかったりした。
で, 外したパーツを並べていたら机がいっぱいになった
場所が足りない pic.twitter.com/hfEuVkB47d
— すに@ガチ鬱 (@y_sni) 2016年8月5日
そして
あの…アナログRGBのナットってどうやって外せばいいんですか
— すに@ガチ鬱 (@y_sni) 2016年8月5日
アナログRGBのナットを外さないとシステムボードを外せない罠
ラジオペンチを買ってきて, システムボードを外し, 意気揚々とヒートパイプを外して記念撮影しながらグリスを塗り替える
ここまではよかった
とりあえず起動確認にメモリを1枚にした以外は元通りの構成にして起動確認しようとした…が, 起動しない
X220死んだ!!!
— すに@ガチ鬱 (@y_sni) 2016年8月5日
もうどうにもならないから組み直す
キーボードベゼル周辺の配線をうまくできなくて何回かベゼルを外す羽目になったからよく確認しようね!!
ひっかかったポイントは, * 左のディスプレイケーブルが微妙に長くてかさばる * 左のアンテナケーブルはキーボードベゼルの上を通す * 右のディスプレイケーブルはキーボードベゼルの上に, アンテナケーブルはキーボードベゼルの下に通す
でした。(もう全部じゃねーか)
微妙にキーボードが浮いている気がするけど組み直したら動きました
動いた!!よかった!! pic.twitter.com/GYZTCljA9g
— すに@ガチ鬱 (@y_sni) 2016年8月5日
めでたしめでたし。
ちなみに始めてから10時間かかりました。
結果
よくわからん
まあグリスが慣れたらよく冷えるようになるんでしょ(震え声)
これから
Bluetoothカードの交換とmSATAを追設する?